痩せない理由は“水分のとり方”!?整体師が教える体温と水分補給

「頑張ってるのに、なぜか痩せない…」
そんな声を、私たち整体師は本当によく耳にします。

食事も見直した。運動もしている。サプリも飲んでる。
それでも思ったように体重が減らなかったり、すぐにリバウンドしてしまったり…。

実はその理由、“水分の摂り方”と“冷え”にあるかもしれません。

この記事では、整体の現場で多くの方の体を見てきた視点から、痩せない本当の原因と、その対策としての水分・体温管理の重要性をお伝えします。

目次

「頑張ってるのに痩せない」人に共通する“ある習慣”とは?

「水は飲んでますよ。毎日2L!」

それでも痩せない、体が重い、むくみがとれない…。
こんな方たちに共通しているのが、水分の摂り方に“落とし穴”があるということです。

実は、水の“質”や“タイミング”、“体の状態”によっては、
摂った水がちゃんと吸収されず、逆に体調を崩してしまうこともあります。

実は逆効果?スポーツドリンクと冷たい水の落とし穴

暑い日や運動後、ついつい手が伸びるスポーツドリンク。

でも、整体師の私たちがよく見るのは、「水分補給しているのに熱中症のような症状が出ている人」です。
その原因のひとつが、糖分の多い飲料

スポーツドリンクには多くの糖が含まれており、体内で処理するためにかえってビタミン・ミネラルを消費してしまうのです。
それが、疲労感・むくみ・代謝低下につながることも。

さらに、「冷えた水」をゴクゴク飲む習慣も要注意。
内臓が冷え、胃腸の働きが弱まり、栄養の吸収効率が落ちてしまうからです。

“水を飲んでるのに痩せない”人が抱える内臓疲労とは?

「2L飲んでるのに、おしっこの回数が少ない」
「飲んでも体がスッキリしない」

このような方には、内臓の疲労や腎機能の低下が隠れていることがあります。

水は摂るだけでなく、ちゃんと排出できているかがポイント。
老廃物を流しきれないと、体はむくみ、冷え、代謝低下の悪循環に。

整体では、腎臓・肝臓の位置を整え、骨盤のゆがみを改善することで、体の内側の機能をサポートすることができます。

知らぬ間に栄養を失っている?添加物と水分の関係

今の時代、加工食品や外食を控えるのは難しいですよね。

でも、その中に含まれる添加物は、体内で解毒・処理するためにビタミン・ミネラルを大量に消耗します。
しかも、その栄養を運ぶのが「水分」。
でも、水分が不足していたり、正しく使えていないと、体内の栄養サイクルが滞ります。

「ちゃんと食べてるのに、なんか元気が出ない…」
「むくみやすくて、体が重い…」

そんな人ほど、添加物の蓄積や“水の滞り”が起きている可能性が高いんです。

食事中の水分が胃を弱らせる?和食が持つ隠れた力

もうひとつ見落とされがちなのが、食事中の水の摂り方です。

「ご飯を食べながら、たっぷり水やお茶を飲む」
これ、実は胃酸を薄めてしまい、消化吸収力を落とす原因になります。

反対に、和食には“適度な水分”が含まれているため、
あまり水を飲まなくても自然と消化が進むようにできているんです。

パンや揚げ物中心の食事だと喉が渇き、つい水分をがぶ飲み。
結果、胃腸に負担をかけて、消化不良や栄養の偏りにつながってしまいます。

体温1℃で変わる代謝とむくみ|冷えと痩せの深い関係

「冷えは万病のもと」と言われますが、ダイエットにも深く関係しています。

体温が1℃下がると、基礎代謝は12〜13%低下すると言われています。
つまり、同じ生活をしていても、冷えている人のほうが太りやすく痩せにくいということ。

さらに冷えることで、血流が滞り、むくみが発生
脂肪を燃やすために必要な酸素や栄養が、うまく全身に届けられなくなります。

特に女性は、冷たいスイーツや飲み物、薄着などで日常的に体を冷やしてしまいがち。
「冷え対策=ダイエット対策」と言っても過言ではありません。

まとめ|ダイエット成功のカギは「正しい水」と「温める力」

食事制限も運動も頑張っているのに痩せない。
その原因の1つに、“水の質”と“冷え”がある

これは、整体の現場でたくさんの方を見てきた私たちが辿りついた答えです。

あなたの体は、あなたの思っている以上に「水」と「体温」に影響を受けています。
どんなに良い食事を摂っても、冷えていたらうまく吸収されず、
どんなにサプリを飲んでも、水の質が悪ければ意味がありません。

まずは、次の習慣から見直してみてください。

  • 冷たい水は控えて、常温か白湯を基本に
  • 食事中の水分摂取は控えめに
  • スポーツドリンクではなく、純粋な水を
  • むくみや内臓疲労には整体で調整を
  • 体を温める習慣(お風呂、白湯、服装)を取り入れる

それだけでも、体が少しずつ「変わってきた」と感じられるはずです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次