ダイエットといえば運動!
運動がダメならファスティング!
こうした“王道”の方法、あなたも試したことがあるのではないでしょうか?
実はそのやり方、リバウンドや体調不良の原因に繋がっていたりします。
この記事では、佐賀市の「リカバリング整体 大財院」のインスタライブより、痩せるために必要な“正しい知識”について記事にまとめました。
「運動しろ」は本当に正しい?効率の悪さとケガのリスク
「痩せたいなら運動を増やす」
これは多くの人が信じている方法ですが、実は非常に効率が悪いんです。
▽ 脂肪1kgを落とすにはマラソン3回分?
脂肪1kgを落とすには、約7,200kcalの消費が必要です。
これはフルマラソン(約42km)を3回分走ることに相当します。
「じゃあ、毎週ランニングすればいいんじゃない?」
そう思った方、要注意です。
現実には…
- 膝や股関節を痛めるリスク
- 体重が重い人ほど関節への負担が大きい
- そもそも膝が痛くて運動できない人も多い
リカバリング整体にも、「病院で運動しなさいと言われたけど、膝が痛くて動けない」という相談が多く寄せられています。
「ファスティング=痩せる」ではない?落とし穴と注意点
ここ数年で話題になっているファスティング(断食)も、一歩間違えると逆効果です。
整体スタッフの西村さんは、過去に10回以上ファスティングを経験してきました。しかし、
「体調を整える目的なら有効ですが、ダイエット目的で自己流でやると危険」と伝えています。
断食後の“吸収率爆上がり”に注意!
断食を終えた後の体は、吸収力が非常に高まっています。
ここで「ご褒美に焼肉でも…」と高脂質な食事を摂ると、体に脂肪が一気についてしまうことも。
ファスティングを成功させるには…
- 専門家のサポート
- 断食後のリカバリー食(お粥や味噌汁など)
- 無理のない短期間設定(最大2〜3日)
が必要です。
食事制限の落とし穴|痩せても元気じゃ意味がない
食事を減らせば体重が落ちるのは当然。でも、それだけでは健康的に痩せることはできません。
例えば、朝は痩せたいけど甘いものも食べたいからちょっとだけチョコや菓子パン、昼はスープだけ…
このような制限を続けると、
- 栄養不足で体調を崩す
- 立ちくらみ・疲れやすい・集中力低下
- 筋肉量が落ち、代謝も低下
といった悪循環に陥ります。
筋肉は「脂肪を燃やす工場」のようなもの。
食べないだけのダイエットは、その工場を壊してしまう行為でもあるのです。
食事制限「知ってるつもり」が1番危ない!誤解されがちなダイエット常識
果物は太りにくい?実は“糖のかたまり”
果物はダイエットにも健康に良い、というイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、品種改良により近年の果物は甘みが非常に強くなっており、血糖値を急上昇させやすいのです。
また、南国のフルーツ(バナナ・マンゴーなど)は体を冷やす作用があり、冷え体質の人には不向きです。
おすすめは…
- りんご(寒い地域で採れる果物)
- いちご・さくらんぼなどの和フルーツ
です。
乳製品=カルシウム補給?→日本人の体質には合わないことも
実は、日本人の多くは乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)を持っていません。
特に離乳期を過ぎた後は、その分解能力が低下していきます。
- お腹を下しやすい
- 脂肪として体に残りやすい
- ホルモンバランスを崩すことも
ヨーグルトやチーズを「健康のために」と摂りすぎている方は、少量に抑える or 発酵食品を選ぶことが大切です。
⑤ 本当に痩せたいなら「体を整える」ことから始めよう
ここまででお伝えしたように、「痩せる方法」は多くありますが、体質に合わないやり方は逆効果になることもあります。
リカバリング整体が提案するのは、まず**“体を整える”ことから始めるダイエット**です。
- 骨格の歪みを整えることで代謝アップ
- 内臓の位置や働きを改善し、脂肪燃焼を促進
- ホルモンバランス・腸内環境へのアプローチ
これらを整えてから食事や運動を行うことで、効果が出やすく、リバウンドしにくい身体づくりができます。
まとめ|運動もファスティングも「目的と方法」が命
「運動すれば痩せる」
「食べなきゃ痩せる」
「断食すれば体が軽くなる」
どれも一見正しく思えるかもしれませんが、大切なのは“自分の体質と目的に合った方法を選ぶこと”です。
- 膝や腰に痛みがあるなら無理に運動しない
- ファスティングは知識とサポートが必須
- 食事制限より“整える”ことから始める
痩せるためには「何をするか」よりも「どう進めるか」が重要です。
無理なく、健康的に、そしてリバウンドしにくい身体をつくるために、まずは整体という選択肢を知ってみませんか?